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白鳥・坂本地区
蛍舞飛ぶやすらぎゾーン

ゾーンの特色地図

山と川の立体自然環境とのふれあい
やま里文化との出会い
ホタル浴と清流回復

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宝の案内板


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NINOHE

白鳥・坂本地区の宝とゾーンの特色
 白鳥・坂本地区には、馬仙峡と並んで二戸市最大の景勝地として知られている折爪岳を中心に、ヒメボタルをはじめとする豊かな自然環境や伝説のやま里・天ヶ塚等、特色のある宝があります。これらの宝は地元はもとより都会の人々にもやすらぎと潤いを与えてくれます。
 自然環境を守りながら、折爪岳を山頂から白鳥川に至るまで立体的に活用し、自然とやま里文化とのふれあいを訪れた人々にも提供することを地区の特色とし、ゾーンの名称を「蛍舞い飛ぶやすらぎゾーン」としました。

整備のテーマと主要な事業構想
1 自然の宝庫、折爪岳の環境整備
 折爪岳の豊かな自然環境を守りながら、自然とふれあい、心やすらぐ場をもうけるとともに、東北一のヒメボタルの里づくりを進めていくことが考えられます。

□平成10年(1998)6月に、自然および林業の体験学習の施設として「もりの学び舎」と「ふるさと自然公園センター」が完成、八幡平から三陸の漁り火まで、360度の大自然を眺望できる展望台も平成6年に整備されました。また林道舘・折爪線7.5kmが平成11年(1999)春に完成し、車でのアクセスが改善されました。
これらの整備をもとに、折爪岳の持続的な保全と活用を図っていくことが求められています。
□ヒメボタルの里づくりに向けた環境整備
□ブナの原生林、山居の湧水、日の沢の滝など自然資源の保全と活用

2 化石とのふれあい

 貝、植物、サンゴをはじめとする白鳥川の化石の紹介と保護が考えられます。

3 知られざるやま里文化の継承
 九戸氏の伝説、南部藩の歴史を伝える天ヶ塚を中心とした、やま里の歴史と生活文化を紹介し、あわせて代々伝えられてきた郷土芸能の継承を図ることが考えられます。

白鳥・坂本地区の主な宝
県立自然公園折爪岳1 県立自然公園折爪岳 折爪岳 山頂入口から15分
豊かな自然に恵まれ、信仰や伝説を育んだ二戸のシンボルです。
■ふるさと自然公園センター・もりの学び舎 折爪岳の自然を楽しみながら学ぶことのできる施設です。野外での実際の視察をとりあわせ、折爪岳の自然を体験できます。

折爪展望台■山頂展望台
岩手山、八甲田連峰から太平洋まで、360度のパノラマが楽しめます。6月〜10月の夏の夜には、八戸方面の漁り火や灯台の灯りが見えます。夏の日の、十和田方面に沈む夕日は絶景です。
■ヒメボタル
折爪岳山頂は、北東北最大規模といわれるヒメボタルの群生地です。7月中旬頃に、ブナ林や山頂付近で舞い飛ぶ姿がみられます。幼虫は、ブナ林の下草のなかにすむ陸生の巻貝を食べて成長します。

2 山居大権現と湧水 折爪岳
雨ごいの神様です。昔は、日照りが続くと前の池に権現様を投げ込んで祈願をしていたそうです。湧水があります。

3 白鳥の丘・織姫の丘・日高見の丘 折爪岳
折爪岳水源地から歩道を300m入る。3つコブのように沢に突き出た丘。眼下の二戸市内から遠くは岩手山、名久井岳を眺望できます。夏、十和田の山並みに沈む夕日が特にすばらしい。白鳥の丘は焼森とも呼ばれ、ツツジの季節には、全山がヤマツツジの花で深紅に染まります。

白鳥七滝4 日の沢の滝 折爪岳 白鳥字日の沢
滝の高さ約4.5m。日の沢の渓谷は四季の花の宝庫です。沢に沿った林道では、新緑の頃のヤマザクラ、夏には、ヤマボウシ、エゾアジサイ、サワヒバがみられます。

5 浄福寺とイチョウ 白鳥字白鳥
永正年間(1504−1520)に、南部家菩提寺の法光寺(三戸郡南部町)の和尚によって開山されたと伝える古刹です。イチョウの巨木があります。

6 白鳥七滝と七滝大明神 白鳥字白鳥
神社の下流に7つの滝があります。上流から、舟滝、駒形滝、夫婦滝、河童(めどつ)滝、樽(こが)滝、根っこ滝、風呂(ゆっこ)滝。

7 天ヶ塚
白鳥字天ヶ塚
九戸氏の伝説が伝わり、山里の生活が偲ばれるところです。カツラの巨木と湧水があります。
■天ヶ森の九戸財宝伝説
天ヶ塚の沢向かいの山です。九戸の戦の頃、千両箱が埋められたとの伝説があります。天ヶ塚では刀の一部が出土しています。

日吉神社8 日吉神社 白鳥字金林
創建は大同2年(807)と古く、坂上田村麻呂が、蝦夷の強い抵抗にあい、近江国坂本から山王権現を勧請したのが始まりと伝えられています。
■日吉神社祭り 10月第1日曜日
七つ物■七ツ物 市指定文化財
弘仁2年(811)に、文室綿麻呂(ふんやのわたまろ)が蝦夷を征伐したとき、戦士たちが戦の勝利を喜び、武器を持って踊ったのがはじまりといわれています。七ツ物に使う道具(武器)は、先棒、やり、なぎなた、おの、弓矢、戦手、杵手(きねて)の七つです。

9・10 白鳥川流域の地層と化石
白鳥川流域は、四ツ役層、門の沢層、末の松山層という化石を含む地層が、ところどころに露出しており、化石の宝庫です。これらの地層は、新生代第3紀中新世(2250万年前−500万年前)に属します。地層と化石の観察ポイントとしておすすめは、次の2ヵ所です。
■境の沢沿い 四ツ役層 白鳥字四ツ役
境の沢川河床の地層には、シダ類をはじめ、植物の化石がたくさんみられます。
■舘橋付近 門の沢層 白鳥字舘
門の沢層の露出。貝の化石が豊富です。

11 白鳥館 白鳥字舘
舘バス停付近の山側。いまは畑になってます。

12 舘のエゾノキ 白鳥字舘 幹周り3.80m 樹齢300年
庭いっぱいに根が張っている荘厳な古木です。グミの巨木(幹周り2.44m)もあります。

13 霧ヶ窪のウツクシマツ 福岡字桐ヶ窪 幹周り5.70m
麓からも直ぐわかる山頂のマツです。アカマツの一品種で、幹が根元からほうき状に分かれているのが特色です。近くにカツラ(幹周り9.7m清水)、エゾイタヤ(幹周り2.5m)の巨木もあります。

14 九戸氏のお姫様の祠 白鳥字小祝
岩陰に3つの小さな祠があります。山の神ともいわれますが、地元では、九戸氏のお姫様をまつった祠だと伝えられてきました。

15 展望地 小峠 白鳥字小峠
県道二戸九戸線の九戸村と二戸市の境の峠。奥羽山脈に沈む夕日がすばらしいです。

16 金勢様(馬飼沢) 白鳥字馬飼沢
子授けや子育て、縁結びの神様です。ここの金勢様はもともと夫婦ですが、女神様はどこかに遊びにでかけておられません。女神様の石をみつけて、いっしょにまつると若死にしないといわれているそうです。鳥居近くのブナの巨木には、金勢様の形をした枝があるそうです。

ちょっこらコラム
●天ヶ塚の地名の由来
天ヶ塚は九戸の戦(1591年)の激戦地で、豊臣軍の死者を葬ったと伝えられている所です。当時、豊臣氏は「天下様」と呼ばれていたので、「天下塚」と呼ぶようになったといわれています。

●天ヶ塚の24の神様

伊勢神明様、天照大神宮様、春日明神様、氏神様、庚申様、天間の山神様、お不動様、お恵比寿様、大黒様、七福神様、家内守るボゾウ様、薬師様、若宮八幡様、猿田彦様、明神様、水神様、三方荒神様、疱瘡神様、おやがみ大明神様、みさごでん様、みずむね観音様、ほるよう様、こじん様、ところのおぼしんな様。

●馬飼沢の地名の由来
九戸政実の頃、馬の牧場があったので、この名がついたといわれています。馬と縁の深い土地柄で、松倉集落の向かいの山では、馬産奨励の目的から、昭和15年(1940)頃まで、競馬大会が行われていました。


●神楽めし
ヒエにトロロをかけたご飯のことです。ヒエトロ、ヒエートロ、ヒョウートロとなって、これを神楽の笛の音にかけて、神楽めしという優雅な名前がつきました。
蛍めし
黄色のヒエのなかに、白米がポツポツ光るさまを蛍にたとえて呼んだ名前です。

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