| 二 戸 ま つ り |
二戸市には、450年もの昔から受け継がれて来た秋祭り三社大祭(三社とは、呑香稲荷神社、愛宕神社、秋葉神社のこと)があります。
呑香稲荷神社には第34代南部利雄公が寄進したといわれる六角神輿があり、例祭では千石の格式で数十名の武士が御輿の前後を警護し渡御が行われたとされています。また町内から繰り出す山車が祭りに華を添え、近郷近在の老若男女で賑わったとされています。
一時期、車社会の発展に伴い、交通量の増加のため中止を余儀なくされていたこともありましたが、現在では、三社大祭は官民一体の祭りを目指す「二戸まつり」として行われています。
祭りが近づくと市内のあちこちから太鼓、笛の音が聞こえ、街内では山車の制作に余念がありません。当日は、煙火の合図で神輿を先頭に9台の町内会自慢の山車が、ヨーイサ、ヨイサの掛声とともに目抜き通りを練り歩きます。
また初日の夜は「なにゃとやら流し踊り」が、中日の夜には、「二戸大作太鼓」の勇壮な太鼓がこだまし、「二戸ふるさと音頭」が流れる中、市内企業、町内会等20余団体約1000名が参加する流し踊りがおこなわれます。
街は祭り一色の賑わいに酔いしれ、県北の秋の一夜を彩ります。
時期:9月第1金〜日曜日
場所:市内中心部(八幡下〜長嶺及び馬淵川公園)
問い合わせ:二戸市役所/商工観光課(0195-23-7210)
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南部公より寄進の六角御輿

多くの市民が繰り出します
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| 虫 追 い 祭 り |
虫追い祭りは江戸時代より、明治、大正を経て途絶えることなく続いてきた農山村の五穀の豊作、悪虫退散、更には悪病よけの祈願としてのお祭りで、農村地方に伝わる最大の年中行事です。
現在二戸市内では、上斗米の中沢地区で7月下旬に行われる虫追い祭りと、多少趣を異にしますが、これとよく似た御返地福田地区の人形まつりの二つが残っています。
中沢地区では、7月24日前後の土用入りの日を選び、地区総出で行います。当日は、蒼前神社の境内で稲わら(昔は麦わらだったそう)で作った男女に体の人形に悪神・悪霊払いの祈願をこめ、幟を立て、笛や太鼓で踊りながら町中を歩き回ります、最後に氏子総代が村はずれでこの人形に御神酒をかけ、火を付けて幟共々焼き払います。悪神や悪霊を村外に追い出すことにより五穀豊穣、無病息災を気がするために行われています。
いっぽう福田高清水稲荷神社では旧盆の8月16日、麦わらと稲わらで作った男女2体の人形を使って行われます。この祭りは天保の飢饉で疫病が流行したため、これを払う祭りとして始まったとされています。
当日は、氏子達によって作られた人形をいったん神社拝殿の正面の柱に結びつけられます。地区の人々は体の悪い部分にせんべいをあて、すって病を移した家族全員分のものを紐に結んで持ち寄りこの人形にくくりつけます。
神主による祈願が行われた後太鼓や手平鉦で囃されながら地区を回りその後安比川に流されます。災いをすべて霊力や祈願で退散させていた時代の名残の年中行事です。
時期:(中沢)7月下旬、(福田)8月16日
場所:(中沢)上斗米中沢地区、(福田)御返地福田地区
問い合わせ:二戸市役所/商工観光課(0195-23-7210)
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中沢虫追いまつり

福田人形まつり
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| 七 ツ も の |
七ツものは、七ツの武器を持って踊ることからでた名で、剣、なぎなた、鉾、杵、斧、槍、弓の武器を一つずつ手にした山伏姿の踊り子達と、太鼓、笛、手平鐘を持ったお囃し達が一団となって、神社の境内や農家の庭先、又は、道路等で輪になって踊ります。
踊りは、山伏が七ツ道具を振りかざし、あたかも、勝ち誇った姿をそのまま表現している勇壮なもので、戦勝の踊りと言われています。
由来ははっきりしませんが、昔、源義経が平泉を追われ、北海道へ渡る途中、上斗米を通ったところ、悪者が出没し地元民が困っていたので、義経の一行が悪者退治をした際の踊りが始まりだとか、弁慶の七ツ道具になぞらえたものという義経の北行伝説に結びつくいいつたえが残っています。
武運長久を祈り、戦いに勝って神に奉納する踊りであるため、神社の祭典には欠かすことの出来ないものとされ、また、平和を招く踊りとして近隣の豊作祭りにも引っ張り出されて、夜通し踊り明かされ、部落の楽しみの一つともなっています。
時期:10月第1日曜日(日吉神社大祭)
場所:二戸市坂本地区
問い合わせ:二戸市役所/商工観光課(0195-23-7210)
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神社の祭典やお祭りに
欠かすことができない七ツもの
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| サ イ ト ギ |
夜7時頃神社で神楽を奉納し、8時頃になると若者たちが境内のお堂を一つ一つ拝み裸参りします。
それがおわると1尺半ほどの生木を井桁に組んで3mくらいの高さに積み上げ火を付けて置いた物に、東西南北四方から棒を差し込み、揺らした火の粉の飛ぶ方向でその年の作柄を占います。
燃えさかる炎に長い棒を突き刺しし、火の粉が高く舞い上がるその様は勇壮そのものです。
時期:2月上旬(旧暦1月6日)
場所:二戸市似鳥地区
問い合わせ:二戸市役所/商工観光課(0195-23-7210)
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火の粉の方角で作柄を占う
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| 浄法寺まつり 天台寺例大祭 |
奈良時代の神亀5年(728年)、聖武天皇の勅命を受けた行基が開山したと伝えられる八葉山天台寺。
天台寺が最もにぎわうのが、春と秋、年2回行われる例大祭です。古くから「おやまさかり」と呼ばれる、この例大祭の中でも「みこし渡御」は必見。
南北朝時代の長慶天皇の葬列を模したもの言われ、三角の紙を頭につけた男たちの行列は、荘厳の一言。
時期:春 … 5月5日 秋 … 10月上旬
場所:天台寺境内
問い合わせ:浄法寺町観光協会(0195-38-2211) |
八葉山 天台寺
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